Sereno Odierno?　［2007］

セレは、歯石が理由だと思うのだが、結構口臭がする。

幼い時から歯磨きをきちんとしていればこんな事になっていないハズだが
我々のやり方が良くないのか、歯磨きをする間隔が長いせいか・・・
いずれにしろオーナーの不徳なところである。

このまま進むと大変な事になる・・・歯周病（歯肉炎→歯槽膿漏→脱歯）
という訳で、現在のセレの歯がどうなっているのか？歯石を取る必要があるのか？という疑問を
解決する為に、病院へ行って来た。

平日だった事もあって、病院は空いていた。が、この病院、歯を見てくれるのは院長先生のみなので
事前に電話で「院長先生の問診が可能かどうか？」の確認が必要。（予約を取る必要はない。）
午後は結構手術が入っていることが多いらしく、今日も午後の問診が可能か電話で事前確認。
結論からいくと、近々再度病院に行き、歯石除去をすることになった。
（今日は事前の血液・麻酔検査とレントゲン検査をした。）

とてもあたりの優しい先生で、かつ色々説明してくれた中でいくつか私自身がなるほど・・・と思ったこと。

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○歯石はついたタイミングで早急に取り除いたほうが、その後のケアが楽である。

まだ大丈夫カナという感覚は人間のエゴで、歯石は一日も早く取り除いてあげるにこした事はない。
というより、人間がみて見える部分の歯石は全体の一部にしか過ぎず、歯周ポケットに歯石が溜まる事が
一番の問題になるらしい。（歯槽膿漏ほか歯の病気を早める原因になる）

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○素人がハンドスケラーで採るのは、かえって危険である

今日先生から歯石除去の手順を教わったのだが、人間のソレと手順は全く同じである。
（当たり前といえば当たり前の話なのだが。。。）
通常、病院で歯石をとる場合　一般的には

超音波スケラー　→　キュレット　→　ポリッシャー　→　プローブ

詳しくはコチラ

という順番である。
素人がやると　大体スケラー（ハンド）だけの場合が多い。
これだと大概の場合、歯ぐきや歯の表面に傷がつき、そのせいでまたすぐ歯石がつき易くなる。
もしくは、エナメル質や象牙質まで傷をつけてしまい、歯そのものが弱くなる（知覚過敏など）。
歯周ポケットにある歯石を採る事もできない。
　要は、スケラー自身で歯石を採る事そのものが悪いわけではなく、その前後の処理をしないと
折角の行為が無意味なものになってしまうのである。
上記のステップをまかなえる医療器具のない動物病院や,ブリーダーやペットショップで行うのも同じ事である。

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○固いものを食べさせるのには限度がある。

これは全犬種を対象にした話ではなく、この医者の考え方である事を前提に・・・・
犬のおやつとして、またデンタルケアの一環として、ヒヅメやアキレスあげる事が多いかと思うが
必ずしも犬にいい事ではないらしい。「固いものを食べさせること＝歯を丈夫にすること」ではない。

結構、犬のあごの力を過信して大丈夫だろう・・・と思ってあげる事が一番問題らしい。
大型犬ならまだしも小型犬は結構限度があると医者は言っていた。
モノ（ヒヅメやアキレス）の大きさが問題なのではない。「固さ」が問題なのである。
要は小さくした所で固い事には変わらないのでNGらしい。

ちなみにこの医者に我家は「馬アキレスは出来る事ならば、すぐにでもやめさせてください。」
と言われた。（馬アキレス1kg（大袋）買ってあるんだけど。。。どうしよ：汗）
相棒とも話していたのだがよくよく考えたら、自然界にヒヅメやアキレスの乾燥物は存在しないのである。
自然界で存在しない固いモノを食べさせる事は、確かに自然の摂理に反している。
まあ、だからといって絶対ダメ！固いモノ一切禁止！宣言をするつもりはないのだが・・・・

何れにしろ、こういった事にお世話にならない対処が、一番大切な事である。
ただし、歯石がついてきたら早めに取る事をお勧めします。ハイ

PS：帰り道で見つけた閉店セール中の「アルペン」で靴下２３足（史上最多：一度に買う数）買って帰ってきました。

歯石除去の小話１　［歯石除去の話］
歯石除去の小話２　［我家に高岡早紀が・・・・］
歯石除去の小話３　［その後の歯の状況・・・］
歯石除去の小話４［歯石除去の・・・・（最終回）］