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真夜中の散歩

魔法がそろそろ解けるセレ。
魔法がかかっている間の散歩はどうしても深夜になる。

そんなある日の散歩の途中でおじさんにあった。

対面から白髪のおじさんが歩いてきた。

セレを見ながら、

お:「お~スマートでかわいいね~」(セレ尻尾フリフリ)
私:「どうも~」

お:「ちゃんと暗くてもわかるようにライトつけてるんだね」(100均で売ってる通称「ピカピカ」)
私:「はい、夜だと、小さいと回りから気づかれないと困るので」

お:「お~。えらいねちゃんとつけているなんて。」(セレ尻尾フリフリ)
私:(微笑)

と、続けて「だめだね~。あなたのお父さんは。こんなに暗いのに何もつけてないよ~」
とセレをなでながらセレに話しかけた。

私:「えっ!私ですか?」
お:「ん?そうだよ。この子についているのに、なんで貴方にはついてないの?」

私:「・・・・・」
えーーーーーーーー!俺もピカピカつけるべきなのか?こんなにデカイのに?

お:セレを見ながら「ねぇ。貴方が大丈夫でも、お父さんが車に挽かれてしまったら身も蓋もないよね~」
私:「・・・・・・」

といいながら、おじさんは去っていった。しかも、微笑みながら・・・・

きっとおじさんは、深い意味なく言ったのかもしれない。
でも、もしかしたら、本気だったのかもしれない。
それとも素朴な疑問だったのか?

うーむ。
たしかに散歩中にセレは無事で、私が挽かれた場合どうしたらいいんだろう。
セレに注意ばっかりいって、肝心の私が電柱に頭ぶつける事だってあるだろう。
その時脳震盪おこしてその場に倒れてしまったら・・・その時セレは?

うーむ。みんなどうしてるんだろ?
ふと疑問に思ってしまったゾ。
ないか良い解決策はないのか?
例えば・・・・私が道端に突然倒れてしまったら、絶対リードが手から外れなくなるリードをつけるとか・・・
でも、それだけではセレの安否は確認できないしなぁ。
散歩の為に、ココセコムつけるもなぁ・・・

もし・・・を考えたらキリのない話しなのだが、この話しを相棒にしたら

「ピカピカいっぱい縫い付けたTシャツ作ってあげるから、それ着ていったら?」
おっ!確かにそれは妙案(※)だ。
さすがに、これだけでかい図体がピカピカしていたら周りも気がつくだろう。

でもなぁ。向こうから避けてくるような気もする。
違った意味で危険な気がする。きっと・・・いや絶対・・・
そしてきっと、職務質問され、家に帰れなくなってしまい、家に電話が入り、迎えに来てもらうことになる。
あれ?って事はセレは無事に家に帰れるってことか?ってことは妙案?

(※)に戻る。

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コメント

ぷぷーーーーーっ(≧▽≦)
いいそれーーーーーっ!!

GPS携帯をセレ嬢に持たせるっきゃないでしょ!(爆

jujuさん

あっ。やっぱりGPS携帯?笑
俺もソレ考えたんだよね。
ピカピカの俺とGPS携帯のセレ。
コレで夜道も恐くない?

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