最近、男性化粧品の市場が熱い。
前年比で市場が２倍に膨れ上がっているという。
最近は化粧をしている男性を街でちらほら見かける。
先日、客先（外資系化粧品メーカ）に打ち合わせに行った時のこと・・・・
私：「WEBのアクセス数と購買数が伸びてますねぇ」
担当者：「リニューアル後の効果が出てきたよ。よかったよかった」
私：「今回は色々苦労しましたよ（全く・・・少ない予算で大きい仕事ばっかりさせて・・・）」
担当者：「まあ色々提案してもらった甲斐があったってものだ。ありがとう！」
私：「いえいえどういたしまして。何なりといってください！」
（感謝の言葉をかけられると今までの苦労が吹っ飛ぶ単純な私）
担当者：「うんうん。じゃぁさー今度やってほしい事があるんだけど」
私：「なんでしょう？」
担当者：「今度この製品リニューアルするのでWEBのプロモーションしてくれない？」
とドンと机の前におかれたものは↓コレ
私：「なっなんですかこれは？」
担当者：「ん？エレクトリックシェーブローションだけど？」
私：「（？_？）」
担当者：「えーと他には・・・これこれ」（とまた他の箱達が目の前に・・・）
私：「えーと・・・・これらは一体何モノなの？」
担当者：「これらは化粧品だよ・・・」
まあ写真のモノはヒゲ剃ったあとにペタペタつけるやつなのはわかる。がしかし他のモノが・・・
どうやら女性用でいう所の基礎化粧品といわれる代物らしい。
要は、実はこのメーカ昔から男性基礎化粧品を４０歳代以上に向けて販売していたのだが
昨今の男性化粧品ブームを利用して若年層向けにアピールしたいらしいのだ・・・・
さて困ったゾ。生まれてこの方化粧品とは縁がほとんどない。つけたことあるのは日焼けした
後に相棒からつけたほうがいいと言われて、つけた化粧水ぐらいなものである。
私：「化粧品とは縁がないんだけど・・・」
担当者：「でしょ。だったら一度は使ってみないとダメだよね。
百聞は一見にしかず。うちの化粧品は女性も使うくらいモノはいいからさ。一式渡すから
使ってみてよ。じゃ頼んだからね！」
と担当者が部屋から出ていくのと入れ違いで奥からアシスタントの方が
なにやら袋一式持ってきた。その人から一折説明を受けることになった。
アシスタント：「まず普段はこれで汗と汚れをふき取ってください。」
私：「はい」（渡されたヒヤッとする紙で顔をフキフキ）
アシスタント：「続いてこれを手に広げて泡立ててください。」
私：「はっはい・・・」（手の上でアワアワ・・・）
アシスタント：「充分に泡立てたら、おでこから満遍な円を描くように・・・」
私：「・・・・・」（鏡を見ながら顔がアワアワに・・・）
てな具合で渡された化粧品の数５−６個
その上で、香水も３種類（どれもどっかで嗅いだ事ある匂い）
※私は香水アレルギーでデパートの一階には５分といる事ができない目が鼻がショボショボしてくる：泣
おいおい・・・俺に何しろっていうんだ？？
これから夏に向けて売上げを伸ばすプロモーションを考える為に
百聞は一見にしかずという言葉に流され、使い方がよくわからない化粧品を
毎日塗りたくる日々をこれから過ごさねばいけない事に気づいた時には
溜池山王駅のホームであった・・・
どうしよう・・・・
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