Sereno Odierno?

元々はデジタル一眼レフというものは、プロのカメラマンが使うものだと思っていたし、
仕事でご一緒するカメラマンの方々をお持ちのカメラはえらく高性能でゴツクて値段も
高かった。

当然自分の使っているカメラなんかは趣味の範囲内の代物だし、こういったプロの人達が
身近にいるんだから、イザとなったらお願いすればいいし〜なんてず〜っっと思っていた。
セレと出逢うまでは・・・・

そんな私が、セレの写真を含めお友達のIGの写真を撮るようになってからは、考え方が１８０度変わってしまった。
颯爽と走るセレをIG達を自分のこの手で撮りたくなってしまったのだ。

特にIG全般に言えることなのだが、走っている時の楽しそうな顔を見てしまったら・・・
犬同士でかけっこをしている時の様子と言ったら・・・・もうだめである。
元々の性格からして”思い立ったら吉日”タイプなのですぐにほしくなった。

OFF会に参加してても、皆がどんなカメラを使っているのか気になりはじめた。

あっ！NikonのD70だ！とか　おお〜　CanonのEOSだとか・・・
おっ！MINOLTAって線もありか〜！
ふーむ。PENTAXも渋いな〜・・・・
うわ〜すごい望遠レンズつかってる！

ちなみに私は全くの素人である。
一時が万事こんな調子である。自分でも呆れてしまった。

先日の海伊太に参加した時なんぞは、すっごいカメラ使ってる人がいるな〜
今までみた事ないやつだ！な〜んて思ってたら、その人はプロの人だった：爆

本来であれば、速攻ヤマダ君やコジマ君に行ってGET！する私だが、今回は違った。
何しろ、一眼レフである。全くもって知識の無い私ですら扱いが大変な事くらいは、わかる。

購入を検討し始めてからというもの、量販店にいってデジ一を手にとってみては
悩んでいると、横で相棒が「がさつな人が一眼レフなんて大丈夫？」とささやく。
そう、私は自他ともに認める「大雑把」な性格である。

基本的にはこの性格で３０年生きてきて、特に損はしてないし、どちらかといえば得を
してきたので今さらこの性格に基本的に問題はないと思っている。

ただし、今回の相手は一眼レフである。あのイチガンである。
幼少期、「男なんだから荷物は率先して全部持て！」という親父ですら、絶対に俺に持たせなかった一眼レフ。。。。。

カメラマンが自分が怪我してでも、カメラだけは死んでも守るといわれる一眼レフ！

レンズにカビなんか生やした日にはその場でご臨終な一眼レフ！

とっても高価なんだけど、衝撃には弱いまるでお嬢様みたいな一眼レフ！（どんなお嬢様じゃ・・・）

うわ〜！俺に扱えるのかぁぁぁぁぁ。だんだんブルーになってくるゾ・・・・
でもなぁ。あの高原を颯爽を楽しそうに走るセレの躍動感をこの手で収めたいしなぁ。

で、悩み続ける事３ヶ月・・・ついに！デジ一の神様が君臨るする日がやってきた。
しかも今回は女神だった・・・・（続）